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ガングリオンを医学の観点からみると?

2023.06.20

ガングリオンを医学の観点からみると?


(西洋医学観点)

ガングリオンは関節周辺組織にできる良性の腫瘍で関節包由来と腱鞘由来のものに分かれている。

関節の動きを滑らかにする潤滑油の滑液と呼ばれるのが関節包や腱鞘に貯留されてしまい起きる。

腫瘍はゼリー状の物質で満たされている。


(東洋医学観点)

ガングリオンが出現した経絡(ツボ)の気や血などの巡りが悪いため起こるとされる。


未だになぜ、ガングリオンが関節などにできるのかは原因が解明されてはいない。


どういうところに出来やすいのか?


好発する部位は手関節周りに多く、手首や親指、中指などの付け根(腱鞘部分)に最もできやすいですが、足首や膝などにもできることもあります。

できるガングリオンの大きさはBB玉くらいからピンポン玉までの大きさになるものもあります。


できてしまった部位の関節を動かし続けると大きくなることもあります。


発症することで感じる症状


比較的に無症状であることも多いですが、神経の走路にできてしまうと、神経を圧迫して痛みや痺れを引き起こしてしまうこともあります。

それに伴い運動時の障害にもつながります。


 どういった治療をするのか?


ガングリオンの腫瘤のみで症状を感じていなければそのまま経過をみていきます。

当院のような鍼灸整骨院でも治療は可能です。

大きさにもよりますが、ガングリオンを直接触らずに小さくなって自然に消えていく方法もあります。

小さいガングリオンであれば改善は可能です。

ガングリオンが出現した筋肉を刺激したり経絡(いわゆるツボ)の巡りを指圧や鍼治療で適度な刺激を与えることで、変化がみられ消失していくことも可能です。

ただ一回で完全に消失することは少なく、複数回の治療で変化がでてきます。


しかしガングリオンの大きさや明らかな症状が、自覚的に感じるようでしたら整形外科などで

注射器で内容物を吸引したり、ガングリオンを押し潰す治療法もありますのでその際は、他の医療機関を受診してください。

万が一、ガングリオンの内容物が出てきてしまうと、その場所から感染症を引き起こす恐れもあるので早めに医療機関を受診をしましょう。


最後に


当院では、先ほど紹介した治療で改善は可能です。

気になるようでしたら電話での問い合わせやお越し頂いた際にお気軽にご相談してください。

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