池袋の整体・交通事故・むち打ち・腰痛治療 いとう鍼灸整骨院
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電気治療

2023.08.10

当院でも治療の始めや終わりに行なっている電気治療。

効果などあまり分からずなんとなくやっている患者さんが多いのではないでしょうか?

今回は当院で行なっている「低周波」「干渉波」について説明します。


低周波

人間の体には微弱な電流が流れています。低周波療法は、体に流れている微弱電流を利用して体の外から電気を流す事で筋肉を収縮させたり、痛みを和らげる治療法です。

効果

•血行促進

筋肉が緊張すると血流が低下し痛みが引き起こされます。筋肉が緊張している所に低周波を当てる事によって、筋肉が弛緩と緊張を繰り返しポンプ作用が働き血行を促進します。血行が促進する事によって痛みを発生させる物質が流れるため、痛みが軽減されます。


•疼痛軽減

低周波には「ゲートコントロール理論」が利用されています。ゲートコントロール理論とは、痛みがある部位に皮膚から刺激を与える事で、痛みを感じるゲートを閉じ、痛みをブロックし痛みを和らげるものです。例えば、机の角に足をぶつけた時、痛い所を手でさすったりするのも同じ理論です。


当院では椅子でかけたり、パッドタイプになっているものが低周波になっています。


干渉波

干渉波とは、二種類の導子(当院では青色の導子と黄色の導子)から異なる周波数の電気を流す事によって、体の深い所で二種類の電気がぶつかり合い生まれる低周波の事です。普通の低周波は皮膚抵抗が大きいため体の深いところまでは届きません。しかし、干渉波を用いる事でより体の深い所に電気を当てることができます。当院では、4個の導子を使用していますが、6個導子を用いる方法もあり、より広範囲に干渉させる事ができ、さらに深い所に到達させる方法もあります。

効果は普通の低周波と似ていて、鎮痛、血行促進、関節の可動域制限がある場合の可動域の拡大、筋肉のに緊張を緩めるなどがあります。干渉波療法も低周波を発生させますが、主な作用は「ゲートコントロール理論」よりもマッサージになっています。

適応の症状

肩こり、腰痛、四十肩、五十肩、関節痛、筋肉痛、筋疲労、膝の痛み、腱鞘炎、ギックリ腰、捻挫など様々な症状に効果が期待できます。


当院は、肌に吸い付くタイプの電気が干渉波になっています。


まとめ

同じ低周波でも電気が到達する深さが違ったり、導子の付け方が変わったり電気療法にも様なものが存在します。症状によっても使い方が変わってきます。この記事を読んで、どんな電気を使っているのか、なぜ電気をかけるのかを知ってもらい、電気治療の目的を知っていただけたら嬉しいです。

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