眼精疲労とは疲労から来る目のかすみや乾燥・充血・痛みなどの目の症状に加えて、頭痛や肩こり倦怠感や吐き気など全身にも症状が出てしまい、その症状が慢性的に続いて、目を休ませても改善しない病気のことを眼精疲労といいます。
ただの疲れ目と侮っていると、目以外にも症状が現れて生活に支障をきたすこともあるため、早めの対策が重要になります。
・目がしょぼしょぼする
・目が重くなり目の奥が痛む
・目がかすんだりぼやけたりする
・ピントがすぐに合わない
・目が充血する
・目が乾く
・普段よりまぶしさを感じる
・肩や首が凝る
・頭痛がする
・けだるい(倦怠感)
・めまいやふらつきがある
・吐き気がする
〇原因
眼精疲労の原因としては
・スマートホンの見過ぎ
・長時間のパソコン作業
・眼鏡、コンタクトレンズの着用
・生活環境
・ストレス
・目の病気
などが考えられます。
特に現代人に多いのはパソコンやスマホなどのデジタルデバイスを長時間見ることです。
目のピント調節を行っている毛様体筋が近くのモノを見ると緊張し、長時間続く事により疲弊し目が見えづらくなり、姿勢が崩れる事で身体に症状が出てくる事になってしまうことがよくあります。
度数が合わない眼鏡やコンタクトを使用することで、この時もピントを合わせようと目の毛様体筋が頑張って緊張状態を維持することで疲弊してしまって、これも眼精疲労となってしまいます。
生活環境としては、夏の時期にエアコンの風が目に当たることでドライアイを引き起こすこともあったり、冷房により目の周りや首肩の筋肉が冷えてこわばりやすくなります。
職場環境にてストレスを感じるとこれも肩周りのこわばりが起こり、眼精疲労の症状が現れやすい原因になります。
ドライアイや白内障、緑内障などの目の病気が原因となることもあります。
目を休める
目を温める
遠くを見る(毛様体筋を弛緩させる)
眼球をぐるぐる運動をする
肩を回し肩甲骨周りの筋肉を動かす
エアコンの直風が当たらないようにする
ご自身で目のツボを押してみましょう。
・睛明
目と鼻の根元のちょうど真ん中にあるくぼみ。
・太陽
まゆ尻と目尻の中央からやや後ろのくぼみの部分。
くぼんだ箇所をご自身の押しやすい指で軽く押してほぐします。
睛明と太陽は疲れ目、かすみ目など目の様々な症状に効くツボとなっています。
当院では眼精疲労に対するハリ治療を行っているため、症状が強くお困りの方は一度当院へご相談ください。