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めまい

2020.05.01

最近クラクラするとか悩みはありませんか?

めまいは「目がまわる」「目がくらむ」などの症状を指し原因は様々あります。 

〇脳が原因

脳が原因の場合脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、くも膜下出血などがあります。

 

めまいに加えて手足に麻痺が急にでたり、激しい頭痛を伴うものは緊急性を要するのですぐに脳神経外科を受診しましょう。

 

〇耳が原因

耳は音を聴く機能だけでなく平衡感覚を担う重要な組織です。なので耳に異常があるとめまいを起こします。

 

良性発作性頭痛めまい症メニエール病前庭神経炎などがあります。

 

 

〇首が原因

首が原因のものとして筋緊張性の頭痛頸部椎間板ヘルニアなどの疾患があります。

 

◎症状

めまいは人によってさまざまに表現されますが、ぐるぐる回っているような感じや天井がぐるぐる回るような感じといった、回転に関連した症状や、地面がふわふわゆれている船に乗っているようにふわふわする乗り物の酔いのように気持ち悪い、などと表現されることともあります。また、立ちくらみの症状がめまいとして表現されることもあります。

 

めまいに伴い他の症状が現れることもあります。

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 耳鳴り
  • 聴力低下
  • 目が見えない
  • 意識障害

などがあります。



◎検査・診断

めまいは原因が多岐に渡るので問診や検査をしっかり行い原因を特定しなければなりません。

 

原因に応じて血圧測定、頭部頸部のCT.MRI

血液検査、心電図 カロリテックテスト(温度刺激検査)など状態に合わせて行います。

 

ここでは耳からくるめまいについて詳しく説明します。

 

良性発作性頭痛めまい症

 

概要

良性発作性頭痛めまい症は特定の頭位でめまいを引き起こす病気です。

 

原因

内耳にある「半規管」「耳石器」という器官があり平衡感覚に重要な役割を果たします。

 

耳石とは耳の奥にある重力を感知する前庭(耳石器)という場所にある、小さな砂粒のようなカルシウム結晶です。

この耳石が外傷など何らかの理由で剥がれ落ち、それが半規管に入り込み、動くことで、半規管を刺激してめまいが起こります。

耳石がこぼれる原因は不明で更年期以後の女性に多いので、女性ホルモンの低下や加齢の影響ではがれやすくなるとかんがえられています。

 

症状

特定の頭位でめまいを発症します。(寝返りをうつ時やかがんだ状態から頭を上げた時など)

めまいの持続時間は1分以内または長くても数分でおさまります。

吐き気も伴うことも少なくありません。

 

検査

目の動きを見る眼振検査をおこないます。


治療

多くは自然軽快する。

なかなか治りづらい時には耳石置換法をおこないます。

耳石置換法

半規管のどの部位に原因があるか確認して入った耳石を半規管の外にだし、元あった耳石器に戻す治療法です。

 

 

メニエール

概要

メニエール病はめまいや吐き気を繰り返す病気で耳鳴り・難聴などの症状が併発します。

一般的に3040代の働き盛りの人に多いが、最近では高齢男性にも発症することが多くなっています。

 

人間の平衡感覚を司るのが内耳でその内部は空洞になっており内リンパ液で満たされています。

このリンパ液の動きで平衡感覚がたもたれています。

メニエール病の場合、内リンパ液調節がうまくいかず平衡感覚に異常を生じます。

調節がうまくいかないのは内耳に内リンパ水腫(水膨れ)の状態になり、組織を圧迫することによってめまいなどの症状が発生します。

内リンパ水腫の原因は不明であるがストレス・過労・睡眠不足などがあげられます。特にストレスで水腫が大きくなると言われています。

 

症状

ぐるぐるするようなめまい(回転性めまい)、

耳鳴り・難聴・耳の詰まり感などがあります。

回転性のめまいは繰り返しおこり、持続時間が長いと吐き気や嘔吐の症状もあらわれます。

めまいは持続時間は数十分〜数時間と長いのが特徴です。

耳鳴りの症状は発作後に軽減するが、めまいが繰り返し起こる事によって耳鳴りの症状が悪化することもあります。

 

検査

メニエール病では眼振の動きを確認します。

 

治療

薬物療法や手術もありますが、生活環境の改善やストレスを緩和させる事が大事です。

 

 

前庭神経炎

概要

前庭神経炎とは、風邪などをきっかけとして前庭神経に炎症が生じ、強いめまいや吐き気、嘔吐が生じる疾患です。

 

原因

前庭神経炎は原因は不明だが風邪などでウイルスに感染することが原因と考えられています。

内耳は聴力と平衡感覚に関与します。

また内耳から脳に向かって聴力に関係する蝸牛神経と平衡に関係する前庭神経が出ています。

前庭神経はさらに上前庭神経と下前庭神経に細かく分かれています。特に障害を受けやすいのは上前庭神経です。

 

症状

前庭神経に炎症が生じることによって強い回転性のめまいが生じ、持続します。

めまいが強いため吐き気や嘔吐も伴う事もあります。

 

眼球の動きを確認します。

温度刺激試験(カロリックテスト)や前庭誘発筋電位を行うこともあります。

 

治療

前庭神経炎は13週間で自然軽快します。

 

◎当院では

いとう鍼灸整骨院で行うめまいの治療

当院では鍼灸治療お勧めします。

耳回りや全身を治療することによって、内耳のリンパ水腫の改善や炎症が生じている神経の鎮静につながりめまいや耳鳴りの回復を早めます。

またストレスにより自律神経の乱れや、くび肩こりにも効果を発揮します。

気になった方はこちらまで!!!


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